安らげる場所 歌詞 大阪ヒロ堺のストリートミュージシャン弾き語り

(安らげる場所) 大阪ヒロ


花のように美しく
ガーベラ 君は花のようだ
ガーベラ 色鮮やかで


この町が僕にくれたもの そのすべてが愛しいよ
悔しい思いして砂を噛んだ 手に入れたものは
かけがえのないもの


前が見えない時 夜の風が心をさらう時
一人じゃ空しいだけ 君の近くにいたいよ


抱きしめたい 生まれたばかりのこの気持ちを
あたためて欲しい 抱きしめ合いたい君と
もう二度と離れないために


町はどんどん冬になっていって 流れる音楽も変わった
一度は手放した君を もう一度つかまえたくて
声が出せない海  町の風はさすらう様にトゲが痛い
一人じゃいられない 君は誰を誰を想ってる?


受話器の音に耳をあずけて 息をひそめて響くコール音深い海の様
何だかんだ理由をつけて誘い出すよ いつかのように君を連れ出すの
少し低めの声に胸が震えたら それが合図 再会の合図


あなたにとってみたら それはたいしたことじゃなかったのかもね
わたしにとってみたら 何年か越しの待ちわびてたものだったの


もう一度だけ訊くよ コーヒーを持つ手が震えてる
かじかんだ指
華やかそうに見える影で 誰もが悩んで苦しんでる 
無理して笑ってる
本当のことなんか 誰にも分からないから
誰かがやさしく抱きしめなきゃ 
   抱きしめてよ
本当のことなんか 誰にも分からないんだ
冷えた雨は 熱を奪って 落ちる雫
うつろう魚 冷えた真夜中 わたしは居場所を探してた
あたたかい海に溺れるような 安らげる場所を探してた